ルイ15世の寝室、もとい、オッチャンの寝室
マリー・アントワネットの最期のラブレターを読んで、ますます彼女のことが好きになってついにはヴェルサイユ宮殿まで来てしまったmomotarou🌸
目指すはこちら、マリー・アントワネットの女子力いっぱいのお部屋エリア‥✨弾丸旅行のため、その日の夜の便で帰らないといけない。なので急いでそれらしいところへ向かう。
しかし‥
(2018年12月現在、王妃の寝室エリアは改修中でした!あと礼拝堂もガッツリ改修中です!やっちゃって~~~!)
かわいいマリーアントワネットのお部屋を探していたつもりが、よりによってオジさんの部屋にたどりついちゃったよ…(ルイ15世。義理のお父さんですね。マリーアントワネットが嫁入りする日に「胸はでかいの?」と関係者に言ったとか・・・昭和のおっちゃん!二言目には「俺たちが若いころは・・」とか言うんでしょ!)
赤くてゴテゴテしてて、本当性格表してるわー
意外とベットちっさいです。
でも、そこを振り返って窓から外を見ると、まさに映画『マリーアントワネット』で愛妾ドュバリーがルイ15世の最期を目前にして城を追い出され、馬車に乗り込んだ場所が‥
漫画『ヴェルサイユの薔薇』でも映画でも、彼女は下品な悪役として描かれることが多いですね
でも‥本当に権力とお金がほしくてそんなに1人のおじさんと長い間一緒にいられるのかなと思いました。始めは、彼の財力が目当てで近づいたとしても、彼の優しさとか、権力のプレッシャーに耐えて1人抱え込む姿を見て、守ってあげたい気持ちでいっぱいになったんじゃないかな‥とか。それはそれで純愛のようで。
ルイ15世はついに死期が近づいた時、司教たちからキリスト教の正式な儀式をするために愛人を城から追い払い、縁を切るように言われるけれど、ドュバリーが城から出てしまってすぐに息を引き取ったそうで。こんなに彼の部屋の窓から立ち去る彼女がはっきりと見えてしまったから、生きる気力をなくしてしまったのかな。
どんな気分だったのかな。と思いを巡らしてしまう。
去るように命令をしなければいけなかった彼。本当はそれでも彼女にとどまるとワガママを言ってほしかったかもしれない彼。去った時の馬車の後ろ姿を見ていた彼。
お城が本当にきれいに残っているから、そこに暮らした人々のいろんな気持ちがとても生々しく感じられて、1人茫漠と涙を流す日本人。何度目だ・・